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殺しのアート(5) ムービータウン・マーダーズ

価格:1,540円(税込)

アニメイトペイで購入するとABSポイント還元:1%

作者:ジョシュ・ラニヨン

対応デバイス: PC、スマートフォン、タブレット

 1 コメント1件

この商品は電子書籍です。紙の書籍ではありません。

商品詳細

FBI捜査官ジェイソンは、大学に潜入捜査して失われた古い映画の謎を追いはじめる。病的な正義感と蒐集癖を持った大学教授の死は、歴史の中に消えたフィルムに関係があるのか? 一方、サムの昔の恋人を殺した連続殺人犯には共犯者の影が……。殺しのアートシリーズ、第5弾。

イラスト: 門野葉一

訳: 冬斗亜紀

作品名:殺しのアート(5) ムービータウン・マーダーズ

提供開始日: 2023年 9月22日

初版: 2023年

掲載雑誌/レーベル: モノクローム・ロマンス文庫

出版社: 新書館

ユーザーの推薦コメント

  • ミニョン

    ※このコメントにはネタバレが含まれています。

    『アドリアン・イングリッシュ』を読んでからの二作めです。こちらは、海外の作家さんで翻訳本でもあるので、一作めも特有の読みづらさ(一定の文化・人種の差異を感じること)はありました。けど、それらを押し除ける面白さがあって、今回も手を出したが最後…完全にハマってしまいました。

    途中、巻を跨いで並行して取り組む事件もありましたけど、今回も『アドリアン〜』と同じく基本的に一巻一事件で読みやすかったです。3巻くらいまで来ると、翻訳本独自の文体にも慣れて、アメリカンジョークを聞いて瞬時に笑える適応力を付けた自分が誇らしいくらいでした。(新めの作品という事もあり、ジョークが今どきだったのも良かったかも)

    今回の主人公・ジェイソンは、職業柄もあって心身共にタフなタイプで、寄り添い肩を預け合うといよりは、背中を預け合う関係のような気がして、似て非なるもの…のようなヒリヒリした空気を感じました。私は、アドリアン的な不憫受けもジェイソン的な強気受けも(正反対ぽいのに)どちらも好きなので面白かったです。

    事件そのものも(本場の作家さんだから当然)かなり本格的で、伏線は…正直、大きいもの・太いもの・濃いもの…要するに分かりやすいものしか拾えなくて、真相解明がどの巻も9割から後なので、毎巻怒涛の流れと畳みかけにドキドキしていました。推理が得意な方は楽しめると思います。

    恋愛面では、さすが個人主義の国という感じで、言葉も行動も理論的で己も相手も尊重する姿勢に感嘆しました。二人の年齢も高いので尚更その辺は顕著だった気がします。だからこそ、性格的にも年齢的にも、更には立場的にも「絶対に変わらない」と思われた彼が行動を変えた瞬間は、クルものがありました。どれだけ年齢を重ねても「真実の愛」に出会ったら、追い求めずにはいられないのだと感動しました。二人の関係の焦ったさと距離が縮まるまでの時間とが、そのまま愛の重さなんだなと感じる瞬間でした。

    この作品を読むまでは「この作家さんのは、これで最後にしよう」と思っていたのに…6巻以降も続きますし、どうやら別作品とも少しリンクしていて、ケネディが出てくるとか知ってしまったので、他作品も面白いに違いないと読むことに決めました。

    『アドリアン・イングリッシュ』を読んでからの二作めです。こちらは、海外の作家さんで翻訳本でもあるので、一作めも特有の読みづらさ(一定の文化・人種の差異を感じること)はありました。けど、それらを押し除ける面白さがあって、今回も手を出したが最後…完全にハマってしまいました。

    途中、巻を跨いで並行して取り組む事件もありましたけど、今回も『アドリアン〜』と同じく基本的に一巻一事件で読みやすかったです。3巻くらいまで来ると、翻訳本独自の文体にも慣れて、アメリカンジョークを聞いて瞬時に笑える適応力を付けた自分が誇らしいくらいでした。(新めの作品という事もあり、ジョークが今どきだったのも良かったかも)

    今回の主人公・ジェイソンは、職業柄もあって心身共にタフなタイプで、寄り添い肩を預け合うといよりは、背中を預け合う関係のような気がして、似て非なるもの…のようなヒリヒリした空気を感じました。私は、アドリアン的な不憫受けもジェイソン的な強気受けも(正反対ぽいのに)どちらも好きなので面白かったです。

    事件そのものも(本場の作家さんだから当然)かなり本格的で、伏線は…正直、大きいもの・太いもの・濃いもの…要するに分かりやすいものしか拾えなくて、真相解明がどの巻も9割から後なので、毎巻怒涛の流れと畳みかけにドキドキしていました。推理が得意な方は楽しめると思います。

    恋愛面では、さすが個人主義の国という感じで、言葉も行動も理論的で己も相手も尊重する姿勢に感嘆しました。二人の年齢も高いので尚更その辺は顕著だった気がします。だからこそ、性格的にも年齢的にも、更には立場的にも「絶対に変わらない」と思われた彼が行動を変えた瞬間は、クルものがありました。どれだけ年齢を重ねても「真実の愛」に出会ったら、追い求めずにはいられないのだと感動しました。二人の関係の焦ったさと距離が縮まるまでの時間とが、そのまま愛の重さなんだなと感じる瞬間でした。

    この作品を読むまでは「この作家さんのは、これで最後にしよう」と思っていたのに…6巻以降も続きますし、どうやら別作品とも少しリンクしていて、ケネディが出てくるとか知ってしまったので、他作品も面白いに違いないと読むことに決めました。

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