御曹司の恋わずらい
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完結
ユーザーの推薦コメント
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『友達じゃいやなんだ』のスピンオフです。前作とは時系列が違っていて(こちらの方が5年くらい前)登場は言葉だけなので、こちらのみでも問題なく読めます。ただ、名前やエピソードが出てきたりするので、前作も読んでいた方がプラスアルファで楽しめるのは間違いないと思います。
あとがきで先生が仰っていますが、他作品ともコラボしているので、何がどう繋がっているか探しながら読む楽しみもありました。そういう仕込み以外でも文章やコメディのノリが本当に面白くて…ニヤニヤが止まりませんでした。
そうかと思うと切ない描写もお上手で、恋愛感情の心の痛みをハリネズミで表現するところに独創的で感性の豊かさを感じました。誰もが分かりそうな少しの痛みと、全員ではないかもしれない大失恋の痛みとを、表現を変えることで経験があってもなくても想像できるようにしてあって、流石だなと思いました。
薫のセレブぶりと匠馬の鈍さが半端なくて、「え…どうしてそうなる?」と唖然としてしまい、両片思いの期間は本人達の切なさとは裏腹にクスッと笑ってしまう事が多かったです。その後の蜜月ぶりはもう…こっちが恥ずかしくなるくらいのラブラブ(という名のバカップル)ぶりで、公害の一歩手前まで行っているのではと思うくらい、ぶっ飛んでいて楽しかったです。『友達じゃいやなんだ』のスピンオフです。前作とは時系列が違っていて(こちらの方が5年くらい前)登場は言葉だけなので、こちらのみでも問題なく読めます。ただ、名前やエピソードが出てきたりするので、前作も読んでいた方がプラスアルファで楽しめるのは間違いないと思います。
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あとがきで先生が仰っていますが、他作品ともコラボしているので、何がどう繋がっているか探しながら読む楽しみもありました。そういう仕込み以外でも文章やコメディのノリが本当に面白くて…ニヤニヤが止まりませんでした。
そうかと思うと切ない描写もお上手で、恋愛感情の心の痛みをハリネズミで表現するところに独創的で感性の豊かさを感じました。誰もが分かりそうな少しの痛みと、全員ではないかもしれない大失恋の痛みとを、表現を変えることで経験があってもなくても想像できるようにしてあって、流石だなと思いました。
薫のセレブぶりと匠馬の鈍さが半端なくて、「え…どうしてそうなる?」と唖然としてしまい、両片思いの期間は本人達の切なさとは裏腹にクスッと笑ってしまう事が多かったです。その後の蜜月ぶりはもう…こっちが恥ずかしくなるくらいのラブラブ(という名のバカップル)ぶりで、公害の一歩手前まで行っているのではと思うくらい、ぶっ飛んでいて楽しかったです。
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