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新装・新編集版 柔侠伝(下)

価格:1,430円(税込)

獲得ABSポイント:1%(13ポイント)

作者:バロン吉元

対応デバイス: PC、スマートフォン、タブレット

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この商品は電子書籍です。紙の書籍ではありません。

商品詳細

時は明治から大正へ。
柔侠・柳勘九郎は時代の荒波に揉まれながらも、まだ見ぬ大陸の地へ思いを馳せる。
挫折、死闘、出会いと別れ、疼く未練……猛き血あれど、情けあり。

「今」を生きる全ての人に。バロン吉元の最高傑作が蘇る。

<特別収録>
・「本書刊行に寄せて」バロン吉元
・初公開の描き下ろしを含む、カラーイラスト10点&墨絵4点

<作品解題>
あがた森魚/荒俣宏/かわぐちかいじ/草森紳一/栗原良幸/佐藤信/鈴木邦男/鈴木敏夫/竹宮惠子/前田日明/山下裕二/夢枕獏/四方田犬彦

●雑誌掲載時のカラーページを再現。画業60周年記念 新装・新編集版

『柔侠伝』の連載開始と共に幕を開けた1970年代。

同作の誕生から半世紀となる2020年を目前に控え、リアルタイムで連載を読んでいた鈴木敏夫(スタジオジブリ・プロデューサー)は下記のように述べている。

「自分のベッドの傍に置いてある本の中で、漫画はバロンさんの作品だけです。自分の生きるスタンスをどこに置くべきか悩んだ時期に『柔侠伝』に描かれている生き方が大きなヒントになりました。ヤクザも学生も夜の女たちも、皆が同じ空気を吸っている。世界が分断されていない。その中で主人公が見せるリアルな明るさというのは、『前向き』というのとは違って、いつも『今、ここに生きている』姿です」

作中では理不尽と不条理の渦巻く社会の矛盾が色濃く描かれる。その中で主人公の柳勘九郎は、時に信念を貫き、時に揺らぎながら生きていく。多情多感、義侠心の強い彼の精神はバロン吉元の美学に基づいたもので、学生運動の盛んであった連載当時「右も左も、真ん中も読んでいた」と評される本作。そこに描かれる個性豊かな人々の生き様は、70年代を代表するヒット作品として多くの読者の共感を得、その人生観に多大な影響を与えてきた。

日本を取り巻く情勢や、暮らし、流行など、様々な様式は当時と現代とでは大きく異なる。しかし、多くの人が生きることに困難を感じ、先の見通しが立てられない現代においてこそ、主人公・柳勘九郎が魅せる「今、ここに生きている」姿は更に輝きを放つ。今、この時代に新装版として蘇った本作は、単なるノスタルジアで…

作品名:新装・新編集版 柔侠伝(下)

提供開始日: 2019年 4月 1日

初版: 2019年

総ページ数: 523ページ

掲載雑誌/レーベル: トーチ/トーチコミックス

出版社: リイド社

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