姫神さまに願いを~秘恋夏峡~
商品詳細
暦は陰暦八月、葉月。テンとカイは大和国吉野の山中にいた。精進潔斎のため滝行をするカイは目を丸くした。上から何かが滝壺に落ちたのだ。落ちてきたのは青年山伏。よくよく顔を見ると、長尾平三景虎――今は帝より官位を授かった長尾弾正小弼景虎であった。思いがけない再会に喜ぶ平三は言う。「高野山へと詣でて世俗も捨て得度し、高僧となることを目指そうと思っているのです」
ユーザーの推薦コメント
他の巻
- 13巻
- 14巻
- 15巻
- 16巻
この商品を見ている人はこんな商品を見ています
この商品を見ている人はこんな商品を見ています
カートに戻る