君が眠りゆく朝に(中)
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ついに十五代将軍となった慶喜。だが、将軍職を継いだ後も江戸城に入ろうとしない慶喜に対して、幕府内には非難の声が上がっていた。慶喜の身を案じた和宮は、書状を送って「江戸」を抑えるように訴えるが、返事は来なかった。――慶喜には、その前に京でやらなければならないことがあったのである。新選組の沖田総司を訪ねた慶喜は、組の内部で不穏な動きがあるという情報をつかむが…!?
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