世界は、君の透明 act.12
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完結
商品詳細
舞い散る桜の下で映像サークルの撮影をしていた雪睦の演技に瞳を奪われてしまうーー。
雪睦は演技の途中だったが、景叶が入り込んでしまったため中断して、別の場所に去ろうとする。
その様子につい何者か尋ねると「ただの、クリエイター」と言われる。
そして、この出会いこそが、運命を変える僕の「世界」で「恋」のはじまりーー。
※この作品は「PriaL vol.25」に収録されています。重複購入にご注意ください。
ユーザーの推薦コメント
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※このコメントにはネタバレが含まれています。
むき出しで裸の感情たち。エモーショナルがすぎて私は照れくさくなってしまうので苦手な部類でした。また、抽象的な表現もジュブナイルすぎて苦手で、とにかく苦手なジャンルなんですが、作家さんの表現力の上手さと魅力に引き込まれて、気付いたら読みきっていた。自分というものがわからない空っぽな攻め景叶。日常的に日常という芝居をしている景叶が、本能や反射的に気になるものを突き詰めていって、空っぽだと思っていたけど、ちゃんと自分があって、空っぽではなかった。という、オズの魔法使いにおけるカカシとブリキのキコリの人間版にBLを絡めた感じ。受け雪睦から見た攻めは役者として捉えていて、攻め景叶からの雪睦は人間として興味を持っている。ただ、まともな情操教育を受けなかったから、自分の感情が何なのかも知らなかった景叶の話。作者さんも描きながら迷ったのか、しばしば矛盾するエピソードはあるものの、圧倒的才能を感じます。BL層だけにしておくのは惜しい。わざとミスリードさせたいところがあって、思わせぶりな展開にしてるのでしょうが、結果的に矛盾すると雑味で終わってしまう。そういう無駄や雑味をケレンしたら、クリエイティブな青年誌や女性誌で一流の作品になりそうなのに。朔矢の景叶に対する初期のピリッとした反応は何だったのかとか、思わせぶりなまま放置されてて気になる点も残っていますが、その辺は単行本で解明されると信じてます。終わりに向かって作品自体が研ぎすさまされていく様子は見ていて爽快さすらありました。嗜好性癖を越えた大変素晴らしい秀作。作家さんの今後は間違いなく期待できる。ただ、ぼちぼちある誤字誤用が気になる。せっかくの名作なので、単行本化の際に修正して完璧な作品にしてほしい。
むき出しで裸の感情たち。エモーショナルがすぎて私は照れくさくなってしまうので苦手な部類でした。また、抽象的な表現もジュブナイルすぎて苦手で、とにかく苦手なジャンルなんですが、作家さんの表現力の上手さと魅力に引き込まれて、気付いたら読みきっていた。自分というものがわからない空っぽな攻め景叶。日常的に日常という芝居をしている景叶が、本能や反射的に気になるものを突き詰めていって、空っぽだと思っていたけど、ちゃんと自分があって、空っぽではなかった。という、オズの魔法使いにおけるカカシとブリキのキコリの人間版にBLを絡めた感じ。受け雪睦から見た攻めは役者として捉えていて、攻め景叶からの雪睦は人間として興味を持っている。ただ、まともな情操教育を受けなかったから、自分の感情が何なのかも知らなかった景叶の話。作者さんも描きながら迷ったのか、しばしば矛盾するエピソードはあるものの、圧倒的才能を感じます。BL層だけにしておくのは惜しい。わざとミスリードさせたいところがあって、思わせぶりな展開にしてるのでしょうが、結果的に矛盾すると雑味で終わってしまう。そういう無駄や雑味をケレンしたら、クリエイティブな青年誌や女性誌で一流の作品になりそうなのに。朔矢の景叶に対する初期のピリッとした反応は何だったのかとか、思わせぶりなまま放置されてて気になる点も残っていますが、その辺は単行本で解明されると信じてます。終わりに向かって作品自体が研ぎすさまされていく様子は見ていて爽快さすらありました。嗜好性癖を越えた大変素晴らしい秀作。作家さんの今後は間違いなく期待できる。ただ、ぼちぼちある誤字誤用が気になる。せっかくの名作なので、単行本化の際に修正して完璧な作品にしてほしい。
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