ミニョン

※このコメントにはネタバレが含まれています。

タイトルから何となく溺愛系の攻めかしら…と思っていて、ならば受けは大人しい感じかと予想していたら全然違って、まぁかなり気が強いタイプでした。しかも、カチンと来ると割と後先考えない感じで、初っ端からひと騒動起こした時は、向こう見ずな暴れっぷりに笑ってしまいました。

よくある守ってあげたい系の受けもいいけど、目が離せないからこそ俺が力になってやらなくちゃと思わせる、レフみたいな受けも新鮮で良かったです。

そんな気の強いレフに好意を示し続けるゼノン。レフにベタ惚れだけど、飄々としている以外は逞しく頼り甲斐があるタイプです。レフの根強いコンプレックスにも真摯に向き合い、丁寧な助言をしていて好感が持てました。特に「見返してやると思わなくなった時が、本当に勝った時なんだよ」という言葉は、真理のような気がしてグッときました。

種族の違いを含めた世界観はスッと入れたし、レフの人生の課題を絡めた事件の展開も良かったし、一冊でかなり楽しめました。

guest

※このコメントにはネタバレが含まれています。

背中に翼があり空を飛べるベルクトという有翼人種のみで構成されている騎士団に内務官として着任したレフ。誰も自分の指示に従わずに馬鹿にされている中、一人だけ味方になってくれるゼイン。彼が優しくてレフを溺愛してるのが作中まったくぶれないのが素敵!負けず嫌いなレフを助けながらも隙を見て口説いてくる様子が甘かった!二人の性格と気持ちが向き合っていくのと同時に仕事もうまくいく公私ともにパートナーになるお話です。

guest

作り込まれたドラマが面白くて、攻め様がかっこいい!!受け様は努力の人!!良かったです!!