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何と言えばいいのか…独特な雰囲気を持った作品でした。
試し読みとコメント書かれてる方のを読んでから買ったのですが、コメントはその通りだなと。

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同人作品として読ませていただいていた作品。
不思議なお話。
どちらがおかしいのか、どちらもおかしいのかわからない。
でもこの子達だけじゃなくて世の中の普通とされる人たちだってどこかおかしいかも知れない。
なんて思った。
ふたりの落ち着くにおいがしそうな部屋。あたたかそう。

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神作品だと思います。可能であれば、皆さんにおすすめしたい。でも、人を選ぶ作品だと思います。

直接的ではありませんが、子供が襲われる描写があります。苦手な人は回れ右かも。主人公のトラウマになるので、私も読んでいてウッと辛くなりました (泣)

でもね。凄く優しいお話なんです。
主人公の孝己と沙世がお互いを想い合い、大切にし、依存し、離れられない。だからこそのボタンの掛け違い。

読んでいて苦しい場面が沢山あります。沙世も、孝己も、いつ壊れてもおかしくない状況に、祈る様に読み進めました。特に一般の人達から理解してもらえない沙世の状況に、本当に心が痛かった。身体能力、ジェンダー、病気、色んな意味で共感できる事が多いと思います。

沙世がね。強いんです。何も失いたくない孝己に、勇気をくれる。是非、読んで確かめてほしいな。

絵も独特で、後半の背景が白いです (笑) でも、とても効果的で吸い込まれます。ネタバレして、ここを見て欲しいと、一つづつ 説明したいぐらいです。

新たな神作品・作家さん買いになりました。
チ点日子先生、書き下ろしで泣きました。あと、セフレは嫌いだけれど、たつきちゃんの明るさには救われました (笑)