やたらやらしい深見くん【単行本版特典ペーパー付き】 3巻 の推薦コメント一覧(1件)
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※このコメントにはネタバレが含まれています。
3巻までの総評です。
自分でも趣味(BL)が一般的に少数派だと認識しているし、実際に家族にも秘密にしていますが、その割に妙な羞恥心からタイトルや表紙を見て激しそうなのは避けて通りがちでした。
タイトルから勝手に(本当に申し訳ないけど)エ◯一辺倒かと思い込んでたんですが、読んでみたら全然で「やたら」は「とても」、「やらしい」は「色っぽい」に変換できて…「とても色っぽい深見くん」という、とてもハートフルで良い内容でした。
読み始めたら読み始めたで、最初は梶の行動・言動から思い込みで「攻めザマァ」系かと思ったりしましたが(言い方が変だけど)良い意味でザマァって感じで、悪い印象は全くなく寧ろ好印象を持ちました。
真面目に人生観なり恋愛観なりを語ったり悩んだりするのにコメディ要素も多分にあって、可笑しいセリフが何箇所もあって楽しくて仕方なかったです。
深見の謎行動に梶がツッコむ数々のセリフが秀逸で、特に「性のソムリエか お前は」には吹き出してしまいました。3巻全て、満遍なく面白かったです。恋愛ものって、起承転結を考えるとどうしても「承」の部分で落ち着いた展開が多いと思うんです。それがこの作品は、ずっとアクセル全開のトップスピードで、山場はそれより更に高速で駆け抜ける感じなので、息つく間もなく常に楽しかったです。
本編で最高に面白かったのですが、そこで終わらないのもまた流石で…3巻の描き下ろし、二人の妄想3P論争に吹き出してしまい、最後の最後まで笑わせてもらえて大満足の読み応えでした。3巻までの総評です。
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自分でも趣味(BL)が一般的に少数派だと認識しているし、実際に家族にも秘密にしていますが、その割に妙な羞恥心からタイトルや表紙を見て激しそうなのは避けて通りがちでした。
タイトルから勝手に(本当に申し訳ないけど)エ◯一辺倒かと思い込んでたんですが、読んでみたら全然で「やたら」は「とても」、「やらしい」は「色っぽい」に変換できて…「とても色っぽい深見くん」という、とてもハートフルで良い内容でした。
読み始めたら読み始めたで、最初は梶の行動・言動から思い込みで「攻めザマァ」系かと思ったりしましたが(言い方が変だけど)良い意味でザマァって感じで、悪い印象は全くなく寧ろ好印象を持ちました。
真面目に人生観なり恋愛観なりを語ったり悩んだりするのにコメディ要素も多分にあって、可笑しいセリフが何箇所もあって楽しくて仕方なかったです。
深見の謎行動に梶がツッコむ数々のセリフが秀逸で、特に「性のソムリエか お前は」には吹き出してしまいました。3巻全て、満遍なく面白かったです。恋愛ものって、起承転結を考えるとどうしても「承」の部分で落ち着いた展開が多いと思うんです。それがこの作品は、ずっとアクセル全開のトップスピードで、山場はそれより更に高速で駆け抜ける感じなので、息つく間もなく常に楽しかったです。
本編で最高に面白かったのですが、そこで終わらないのもまた流石で…3巻の描き下ろし、二人の妄想3P論争に吹き出してしまい、最後の最後まで笑わせてもらえて大満足の読み応えでした。