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ミニョンさんの投稿リスト

743件中25件を表示 1/30ページ

    • ※このコメントにはネタバレが含まれています。

      3巻までの総評です。
      自分でも趣味(BL)が一般的に少数派だと認識しているし、実際に家族にも秘密にしていますが、その割に妙な羞恥心からタイトルや表紙を見て激しそうなのは避けて通りがちでした。

      タイトルから勝手に(本当に申し訳ないけど)エ◯一辺倒かと思い込んでたんですが、読んでみたら全然で「やたら」は「とても」、「やらしい」は「色っぽい」に変換できて…「とても色っぽい深見くん」という、とてもハートフルで良い内容でした。

      読み始めたら読み始めたで、最初は梶の行動・言動から思い込みで「攻めザマァ」系かと思ったりしましたが(言い方が変だけど)良い意味でザマァって感じで、悪い印象は全くなく寧ろ好印象を持ちました。

      真面目に人生観なり恋愛観なりを語ったり悩んだりするのにコメディ要素も多分にあって、可笑しいセリフが何箇所もあって楽しくて仕方なかったです。

      深見の謎行動に梶がツッコむ数々のセリフが秀逸で、特に「性のソムリエか お前は」には吹き出してしまいました。3巻全て、満遍なく面白かったです。恋愛ものって、起承転結を考えるとどうしても「承」の部分で落ち着いた展開が多いと思うんです。それがこの作品は、ずっとアクセル全開のトップスピードで、山場はそれより更に高速で駆け抜ける感じなので、息つく間もなく常に楽しかったです。

      本編で最高に面白かったのですが、そこで終わらないのもまた流石で…3巻の描き下ろし、二人の妄想3P論争に吹き出してしまい、最後の最後まで笑わせてもらえて大満足の読み応えでした。

      3巻までの総評です。
      自分でも趣味(BL)が一般的に少数派だと認識しているし、実際に家族にも秘密にしていますが、その割に妙な羞恥心からタイトルや表紙を見て激しそうなのは避けて通りがちでした。

      タイトルから勝手に(本当に申し訳ないけど)エ◯一辺倒かと思い込んでたんですが、読んでみたら全然で「やたら」は「とても」、「やらしい」は「色っぽい」に変換できて…「とても色っぽい深見くん」という、とてもハートフルで良い内容でした。

      読み始めたら読み始めたで、最初は梶の行動・言動から思い込みで「攻めザマァ」系かと思ったりしましたが(言い方が変だけど)良い意味でザマァって感じで、悪い印象は全くなく寧ろ好印象を持ちました。

      真面目に人生観なり恋愛観なりを語ったり悩んだりするのにコメディ要素も多分にあって、可笑しいセリフが何箇所もあって楽しくて仕方なかったです。

      深見の謎行動に梶がツッコむ数々のセリフが秀逸で、特に「性のソムリエか お前は」には吹き出してしまいました。3巻全て、満遍なく面白かったです。恋愛ものって、起承転結を考えるとどうしても「承」の部分で落ち着いた展開が多いと思うんです。それがこの作品は、ずっとアクセル全開のトップスピードで、山場はそれより更に高速で駆け抜ける感じなので、息つく間もなく常に楽しかったです。

      本編で最高に面白かったのですが、そこで終わらないのもまた流石で…3巻の描き下ろし、二人の妄想3P論争に吹き出してしまい、最後の最後まで笑わせてもらえて大満足の読み応えでした。

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    • 初めて作家さんで、なかなかインパクトのある表紙…さほどイケメンでもなく眼光鋭く性格もキツそう、タイトルも意味深でと、自分の好みとは違うかなーと思っていたのですが、読んでみたらすごく良かったです。

      恋の話という事で、お互いの心理描写を見せる為に視点変換があるのですが、ストーリーの途中途中ではなく話で区切って、明確にどっち目線のアプローチか分かるので読みやすかったです。ひろむ視点の時は、お互いの心情が一方通行で噛み合っていない感じしかしませんでしたが、拓郎視点が分かると途端に双方向性に変わりストーリーにも心情にも奥行きが出た気がします。

      高校生ならではの世界や悩み、いわゆる陽キャ陰キャ・カースト一軍とその他のあるべき姿みたいな偏見や常識があって…でもそれを打ち破って互いを尊重し合う様子もリアルだったと思います。

      初めて作家さんで、なかなかインパクトのある表紙…さほどイケメンでもなく眼光鋭く性格もキツそう、タイトルも意味深でと、自分の好みとは違うかなーと思っていたのですが、読んでみたらすごく良かったです。

      恋の話という事で、お互いの心理描写を見せる為に視点変換があるのですが、ストーリーの途中途中ではなく話で区切って、明確にどっち目線のアプローチか分かるので読みやすかったです。ひろむ視点の時は、お互いの心情が一方通行で噛み合っていない感じしかしませんでしたが、拓郎視点が分かると途端に双方向性に変わりストーリーにも心情にも奥行きが出た気がします。

      高校生ならではの世界や悩み、いわゆる陽キャ陰キャ・カースト一軍とその他のあるべき姿みたいな偏見や常識があって…でもそれを打ち破って互いを尊重し合う様子もリアルだったと思います。

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    • ※このコメントにはネタバレが含まれています。

      オメガバースであれば、親子だろうが(養子だけど)年の差だろうが、何があろうが行き着く先はある程度見えてるわけで…だからこそ、そこまでの道のりがどんなかで面白さが変わると思います。その点、二人の過去だったり現在までの関係だったり隣人とのやり取りだったりが、よく練られていて楽しかったです。

      特に洋乃(ベータ)の存在感が要で、彼なしでは二人は丸くおさまらなかった気がします。運命と思える程に強く引き合った二人が、どちらか一方でも力が入りすぎて物凄いスピードでぶつかったら、その衝撃でそのまま破局…なんて事も普通に起こると思います。現に一回危うい場面がありましたし。そんな時(他の場面でも)洋乃が完璧とも言える緩衝材になっていました。ベータで、間男でも当て馬でもない脇キャラなのにメインに引けを取らない…なかなか貴重で存在感のある人物だから、スピンオフで洋乃メインの話を読みたいなと妄想しています。

      『ギンモクセイの仕立て屋』も良かったし、他にも評価が高くて面白そうな作品が何作かあるので、読んでみようと思っています。

      オメガバースであれば、親子だろうが(養子だけど)年の差だろうが、何があろうが行き着く先はある程度見えてるわけで…だからこそ、そこまでの道のりがどんなかで面白さが変わると思います。その点、二人の過去だったり現在までの関係だったり隣人とのやり取りだったりが、よく練られていて楽しかったです。

      特に洋乃(ベータ)の存在感が要で、彼なしでは二人は丸くおさまらなかった気がします。運命と思える程に強く引き合った二人が、どちらか一方でも力が入りすぎて物凄いスピードでぶつかったら、その衝撃でそのまま破局…なんて事も普通に起こると思います。現に一回危うい場面がありましたし。そんな時(他の場面でも)洋乃が完璧とも言える緩衝材になっていました。ベータで、間男でも当て馬でもない脇キャラなのにメインに引けを取らない…なかなか貴重で存在感のある人物だから、スピンオフで洋乃メインの話を読みたいなと妄想しています。

      『ギンモクセイの仕立て屋』も良かったし、他にも評価が高くて面白そうな作品が何作かあるので、読んでみようと思っています。

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    • このような(乙女)ゲームの世界に転生する話は、世界観が合う合わないで満足感が違ってくるので、あまり積極的にはいかないのですが、最近、先生の作品を何作か読んで面白かったのでトライしてみました。ページ数的に多くなく、それでいて起承転結もあり、コンパクトに纏まっていて良かったです。

      悪印象を与えようと、嫌味を言ったり悪さをしたり何かを仕掛ける度に善意に解釈されて、喜ばれたり感謝されたりと正の返り討ちにあうルイがドジっ子みたいで可愛いかったです。「目は口ほどに物を言う」とは言うけど、どんな悪態をつこうが、目を見たら分かる…そういう事もあるんだろうなと思いました。

      そう言えば、人間関係で悩んだら「言葉ではなく行動を見て判断するといい」と聞いたのを思い出しました。「何を考えてるか分からない」「何となく違和感があって信用できない」人っていますよね。確かに…口は嘘をつきますけど、行動は嘘をつかない気がします。

      そう考えるとルイの周りは、チェスターを筆頭にルイの真の思いや姿を理解してくれる人達ばかりで良かったです。分かってみれば、愛すべき悪役令息で一生懸命さが可愛いです。

      このような(乙女)ゲームの世界に転生する話は、世界観が合う合わないで満足感が違ってくるので、あまり積極的にはいかないのですが、最近、先生の作品を何作か読んで面白かったのでトライしてみました。ページ数的に多くなく、それでいて起承転結もあり、コンパクトに纏まっていて良かったです。

      悪印象を与えようと、嫌味を言ったり悪さをしたり何かを仕掛ける度に善意に解釈されて、喜ばれたり感謝されたりと正の返り討ちにあうルイがドジっ子みたいで可愛いかったです。「目は口ほどに物を言う」とは言うけど、どんな悪態をつこうが、目を見たら分かる…そういう事もあるんだろうなと思いました。

      そう言えば、人間関係で悩んだら「言葉ではなく行動を見て判断するといい」と聞いたのを思い出しました。「何を考えてるか分からない」「何となく違和感があって信用できない」人っていますよね。確かに…口は嘘をつきますけど、行動は嘘をつかない気がします。

      そう考えるとルイの周りは、チェスターを筆頭にルイの真の思いや姿を理解してくれる人達ばかりで良かったです。分かってみれば、愛すべき悪役令息で一生懸命さが可愛いです。

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    • ※このコメントにはネタバレが含まれています。

      恋愛ものとしても、ちょっとしたミステリーとしても、読み応えがあってとても面白かったです。それもそのはず…ミステリーというか事件に関しては、先生の実経験が元になっているそうで、かなりリアリティがありました。

      悪辣のはずのユリウスが、伊勢崎秀一の記憶が戻ってからは人が変わったように常識人になって、それはそれで騒ぎを起こすのが楽しかったです。特に「俺はね、曲がったことが大嫌いなんですよ」というセリフには、小説内の誰よりも私が驚いたし、「あなたが言う!?」と瞬時にツッコミを入れてしまいました。

      真っ当(普通の人)になってからのユリウスは、恋愛に関して素直だし、どこまでも鈍感な所が可愛く思えました。これについては、侍女のパウラが「鈍感の才能がある」と評していて、言い得て妙…これ以上ない的確な表現に笑ってしまいました。

      ラファエルに関しても恋愛面ではユリウスと似たような感じで、相手からの好意だけでなく自分の気持ちにさえ気付けていなかったので、鈍さではユリウスの上を行っていたと思います。でも、スパダリ・溺愛・執着攻めとしては、鈍さもマイナスどころか逆にプラスイメージになる不思議な作用でより素敵に見えました。

      獣人のティモの存在感もストーリーには必要不可欠な存在で、可愛さでも賢さでもキーパーソンの役目をしていたと思います。

      あとは、読み始めてからずっとある疑問(なぜ次男を養子にもらうのか?という謎)がありました。それは多分皆さんが感じるものでもあると思いますが、最後の方できちんと回収されるので気にせず読んでもらいたいです。

      恋愛ものとしても、ちょっとしたミステリーとしても、読み応えがあってとても面白かったです。それもそのはず…ミステリーというか事件に関しては、先生の実経験が元になっているそうで、かなりリアリティがありました。

      悪辣のはずのユリウスが、伊勢崎秀一の記憶が戻ってからは人が変わったように常識人になって、それはそれで騒ぎを起こすのが楽しかったです。特に「俺はね、曲がったことが大嫌いなんですよ」というセリフには、小説内の誰よりも私が驚いたし、「あなたが言う!?」と瞬時にツッコミを入れてしまいました。

      真っ当(普通の人)になってからのユリウスは、恋愛に関して素直だし、どこまでも鈍感な所が可愛く思えました。これについては、侍女のパウラが「鈍感の才能がある」と評していて、言い得て妙…これ以上ない的確な表現に笑ってしまいました。

      ラファエルに関しても恋愛面ではユリウスと似たような感じで、相手からの好意だけでなく自分の気持ちにさえ気付けていなかったので、鈍さではユリウスの上を行っていたと思います。でも、スパダリ・溺愛・執着攻めとしては、鈍さもマイナスどころか逆にプラスイメージになる不思議な作用でより素敵に見えました。

      獣人のティモの存在感もストーリーには必要不可欠な存在で、可愛さでも賢さでもキーパーソンの役目をしていたと思います。

      あとは、読み始めてからずっとある疑問(なぜ次男を養子にもらうのか?という謎)がありました。それは多分皆さんが感じるものでもあると思いますが、最後の方できちんと回収されるので気にせず読んでもらいたいです。

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    • シチュからセリフまで、色々ジーンときました。青春の「青」って若さの象徴であり、未熟さの現れでもありますよね。爽やかで明るいシーンと、甘酸っぱくチクリと棘があるようなシーンのコントラストが綺麗な作品でした。

      タイトルを見ると「初恋×終わる=実らない」予感がして、読む前から切ない系の覚悟をしていましたが、甘さが強めの優しいお話でした。

      ただ、私だけかもしれませんが…受け・攻めが予想と逆だったので、それだけはちょっとビックリしました。でも良い意味で裏切られたという感じでどんでん返し的な印象です。なので、気になる方は気をつけて下さい。

      初作家さんでしたが、とても面白かったし、他の作品も高評価のものが多いので、別のも読んでみたくなりました。

      シチュからセリフまで、色々ジーンときました。青春の「青」って若さの象徴であり、未熟さの現れでもありますよね。爽やかで明るいシーンと、甘酸っぱくチクリと棘があるようなシーンのコントラストが綺麗な作品でした。

      タイトルを見ると「初恋×終わる=実らない」予感がして、読む前から切ない系の覚悟をしていましたが、甘さが強めの優しいお話でした。

      ただ、私だけかもしれませんが…受け・攻めが予想と逆だったので、それだけはちょっとビックリしました。でも良い意味で裏切られたという感じでどんでん返し的な印象です。なので、気になる方は気をつけて下さい。

      初作家さんでしたが、とても面白かったし、他の作品も高評価のものが多いので、別のも読んでみたくなりました。

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    • めちゃくちゃ面白かったんですけど、ビックリもしました。私の中の先生の作品イメージは「切ない・苦しい」が中心です。最初に読んだのが『≠ノットイコール』で、テーマ的にかなり踏み込んだ内容(読み手を選ぶ)だったし、2作品めが『魔術師シルヴァンの店』で、ちょっぴり切なく美しい世界観だったので。

      3作品めで、この意外なノリは衝撃的でした。タイトルも刺激的で、どんな話かとドキドキでしたが、何度も意外な方向に話が転がるので本当に面白くて、「えーっ!?」「うっそー」「マジか」などと、独り言多めで興奮気味にストーリーを満喫しました。世界観に浸ると思わず声が出るタイプの人は、人前で読まない方がいいと思います。

      そして、前から絵の美しさはトップクラスと思っていたのに、今見たら更に進化していて凄いなと思いました。「性的コンテンツ」と煽っているともハードル上げてるとも取れるタイトルに、画力で全然負けてないって…感動するレベルだと思いました。

      その圧倒的な画力と、俳優・脚本家たちの職業的な難しさ、恋愛模様とを絡めて展開するストーリーも良かったです。あんまり楽しくて「完結」の表示を見つけた時は、気持ちがどん底まで落ちてしまいました。もっと性的コンテンツ具合を見たかったです。明るく楽しいお話が好みの方に全力でオススメします。

      めちゃくちゃ面白かったんですけど、ビックリもしました。私の中の先生の作品イメージは「切ない・苦しい」が中心です。最初に読んだのが『≠ノットイコール』で、テーマ的にかなり踏み込んだ内容(読み手を選ぶ)だったし、2作品めが『魔術師シルヴァンの店』で、ちょっぴり切なく美しい世界観だったので。

      3作品めで、この意外なノリは衝撃的でした。タイトルも刺激的で、どんな話かとドキドキでしたが、何度も意外な方向に話が転がるので本当に面白くて、「えーっ!?」「うっそー」「マジか」などと、独り言多めで興奮気味にストーリーを満喫しました。世界観に浸ると思わず声が出るタイプの人は、人前で読まない方がいいと思います。

      そして、前から絵の美しさはトップクラスと思っていたのに、今見たら更に進化していて凄いなと思いました。「性的コンテンツ」と煽っているともハードル上げてるとも取れるタイトルに、画力で全然負けてないって…感動するレベルだと思いました。

      その圧倒的な画力と、俳優・脚本家たちの職業的な難しさ、恋愛模様とを絡めて展開するストーリーも良かったです。あんまり楽しくて「完結」の表示を見つけた時は、気持ちがどん底まで落ちてしまいました。もっと性的コンテンツ具合を見たかったです。明るく楽しいお話が好みの方に全力でオススメします。

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    • ※このコメントにはネタバレが含まれています。

      初めての作家さんでしたが面白かったです。設定から展開までやや軽さはあるものの、全体的には恋愛にも仕事にも真面目に向き合っているのが伝わってきました。

      主カプはもちろん、脇キャラやちょっとした小話も楽しかったです。私の中のベストワンは、P139の小雪先輩が白目をむいて「アホらし」と呟いているシーンです。最高に可笑しくて笑いました。2番目は、東寺の正式名称…これは全く知らなかったので純粋に「ほー」と感動しました。どこかのクイズ番組を見ているような気分で楽しめました。

      最後の最後で見せたタイトルの回収技術もさすがでした。面白楽しく一冊に纏まっていたと思うけど、完結となっていないので続編に期待しています。

      初めての作家さんでしたが面白かったです。設定から展開までやや軽さはあるものの、全体的には恋愛にも仕事にも真面目に向き合っているのが伝わってきました。

      主カプはもちろん、脇キャラやちょっとした小話も楽しかったです。私の中のベストワンは、P139の小雪先輩が白目をむいて「アホらし」と呟いているシーンです。最高に可笑しくて笑いました。2番目は、東寺の正式名称…これは全く知らなかったので純粋に「ほー」と感動しました。どこかのクイズ番組を見ているような気分で楽しめました。

      最後の最後で見せたタイトルの回収技術もさすがでした。面白楽しく一冊に纏まっていたと思うけど、完結となっていないので続編に期待しています。

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    • セールで目に留まって、単話で何冊か読んだ時に感動して購入を決意したはいいものの…単話・合冊・単行本と3パターン?くらいあって、おそらく詰め合わせ話数の違いだろうと思いつつ、どれにするか考えた結果「とりあえず単行本にしておけば何かとお得なのでは?」という打算の元にこちらを購入しました。結果、おまけのSS小説が付いていて、やっぱりお得でした。

      だけど、あとがきを読むまで小説が元になっている作品とは知りませんで…所々独特な展開(小説が元になっている作品特有の端折り方)があったので、後で妙に納得しました。そういう意味では、周知の事実のように描かれてるけど、?な部分があって、それは「縢ってオッドアイ?」という、誰に向けてるのかっていう疑問というか質問がありました。作中で明らかに左右の瞳の濃さが違う気がして仕方なく…かと言って表紙のカラーを見ても分からなくて、ずっと「何処かに説明みたいなのあった?」と、見落としが気になりました。

      重すぎないのに泣ける不思議な感覚のストーリーで、誰もが多少は持ってるような自己認識の違い(自分が思う自分と人が思う自分の差)に苦しむ様子が健気でいじらしくて可愛かったです。もっと長く続くと思っていた苦しいターンが、思ったより早く終わってホッとしました。健気受けの好きな方に。

      セールで目に留まって、単話で何冊か読んだ時に感動して購入を決意したはいいものの…単話・合冊・単行本と3パターン?くらいあって、おそらく詰め合わせ話数の違いだろうと思いつつ、どれにするか考えた結果「とりあえず単行本にしておけば何かとお得なのでは?」という打算の元にこちらを購入しました。結果、おまけのSS小説が付いていて、やっぱりお得でした。

      だけど、あとがきを読むまで小説が元になっている作品とは知りませんで…所々独特な展開(小説が元になっている作品特有の端折り方)があったので、後で妙に納得しました。そういう意味では、周知の事実のように描かれてるけど、?な部分があって、それは「縢ってオッドアイ?」という、誰に向けてるのかっていう疑問というか質問がありました。作中で明らかに左右の瞳の濃さが違う気がして仕方なく…かと言って表紙のカラーを見ても分からなくて、ずっと「何処かに説明みたいなのあった?」と、見落としが気になりました。

      重すぎないのに泣ける不思議な感覚のストーリーで、誰もが多少は持ってるような自己認識の違い(自分が思う自分と人が思う自分の差)に苦しむ様子が健気でいじらしくて可愛かったです。もっと長く続くと思っていた苦しいターンが、思ったより早く終わってホッとしました。健気受けの好きな方に。

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    • 『ケダモノアラシ』シリーズが大好きで、作家さん繋がりで読んでみました。絵の綺麗さや華やかさが、スパダリ・王子ものにとても似合っていて素敵でした。
      王子は凛々しく男らしいカッコ良さが、ヨナには最低限の男らしさは保ちつつ華やかな美しさがあって見惚れてしまいました。

      内容としては王道だと思いますけど、「名前や物を贈る」ことに独特の意味を持たせることで、一味違った奥行きのあるロマンチックな両片思いのお話になっていた気がします。
      完結とはなっていませんが、一冊に綺麗に纏まっていたと思います。

      『ケダモノアラシ』シリーズが大好きで、作家さん繋がりで読んでみました。絵の綺麗さや華やかさが、スパダリ・王子ものにとても似合っていて素敵でした。
      王子は凛々しく男らしいカッコ良さが、ヨナには最低限の男らしさは保ちつつ華やかな美しさがあって見惚れてしまいました。

      内容としては王道だと思いますけど、「名前や物を贈る」ことに独特の意味を持たせることで、一味違った奥行きのあるロマンチックな両片思いのお話になっていた気がします。
      完結とはなっていませんが、一冊に綺麗に纏まっていたと思います。

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    • 『Ω専用シリーズ』『Ωが欲を孕む時シリーズ』第三弾。待望のスピンオフです。私は『Ω専用〜』の二人が好きなので、そこによく出てきた(絡んできた?)ハルミのその後は気になっていました。

      この作品は上下で一括りだと思うので、一気に読むことをおすすめします。上巻で点とハルミの距離が近づき、無自覚ながらも求め合い、相手をもっと知りたいと思うようになります。点がいけすかない奴認定していたハルミの、思いがけず優しげな笑顔や子煩悩な様子と裏腹に上巻ラストで、ハルミに重要な秘密がある事が分かり…

      と、いい所(起承転結の転)で終わっても下巻をすぐに読める状態にあれば問題なし。いい流れのまま読み進められました。

      『Ω専用シリーズ』『Ωが欲を孕む時シリーズ』第三弾。待望のスピンオフです。私は『Ω専用〜』の二人が好きなので、そこによく出てきた(絡んできた?)ハルミのその後は気になっていました。

      この作品は上下で一括りだと思うので、一気に読むことをおすすめします。上巻で点とハルミの距離が近づき、無自覚ながらも求め合い、相手をもっと知りたいと思うようになります。点がいけすかない奴認定していたハルミの、思いがけず優しげな笑顔や子煩悩な様子と裏腹に上巻ラストで、ハルミに重要な秘密がある事が分かり…

      と、いい所(起承転結の転)で終わっても下巻をすぐに読める状態にあれば問題なし。いい流れのまま読み進められました。

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    • 表紙等を含めた全209ページ中、115ページまでが色々な特典(短編・書き下ろし・おまけ)を集めたもので、読みがいがありました。116ページからは《SNSイラスト&コミックコレクション》となっていて、表紙を飾るポスターみたいなものから余白にある落書きのような小さなものまでをまとめたイラスト集でした。

      ざっくり漫画とイラスト半々なので…購入するしないの判断はどちらに(またはどらも)重きを置くか、人によるところがあるかもしれません。

      他にも『俺飼い』or『キミ撫で』特にどちらかのファンだったりすると、話が変わってくるかも…正確な数は分かりませんが、体感的に漫画もイラストも(特にイラスト)『キミ撫で』の割合が高かったと思います。私は、どちらかと言うと他のサブカプも含め『キミ撫で』の方が好きなので、ウハウハでした。お値段以上に充実した内容でした。

      表紙等を含めた全209ページ中、115ページまでが色々な特典(短編・書き下ろし・おまけ)を集めたもので、読みがいがありました。116ページからは《SNSイラスト&コミックコレクション》となっていて、表紙を飾るポスターみたいなものから余白にある落書きのような小さなものまでをまとめたイラスト集でした。

      ざっくり漫画とイラスト半々なので…購入するしないの判断はどちらに(またはどらも)重きを置くか、人によるところがあるかもしれません。

      他にも『俺飼い』or『キミ撫で』特にどちらかのファンだったりすると、話が変わってくるかも…正確な数は分かりませんが、体感的に漫画もイラストも(特にイラスト)『キミ撫で』の割合が高かったと思います。私は、どちらかと言うと他のサブカプも含め『キミ撫で』の方が好きなので、ウハウハでした。お値段以上に充実した内容でした。

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    • 『ACID TOWN』にハマり、その後『羊の皮を着たケモノ』でどハマりした先生です。どちらも(特に『ACID〜』は凄惨な描写も多く)マフィアとかヤク◯関係の内容があるので読む人を選びそうですが、こちらは高校教師とDKの話です。

      ちょっとおバカで、でも愛嬌があって憎めない感じのDKと、心に傷を持ちながら爽やかさを無くさない真面目な教師(ちなみに二人は従兄弟)のピュア・ラブストーリーでした。

      女にだらしがないとかど田舎とか、二人とも細マッチョで男男していて、ピュアとは縁遠そうな設定なのに、先生の描く男らしさの中にある艶っぽい絵の効果でか、凄く色っぽく仕上がっていて要所要所で切なさがよく伝わってきました。

      『ACID TOWN』にハマり、その後『羊の皮を着たケモノ』でどハマりした先生です。どちらも(特に『ACID〜』は凄惨な描写も多く)マフィアとかヤク◯関係の内容があるので読む人を選びそうですが、こちらは高校教師とDKの話です。

      ちょっとおバカで、でも愛嬌があって憎めない感じのDKと、心に傷を持ちながら爽やかさを無くさない真面目な教師(ちなみに二人は従兄弟)のピュア・ラブストーリーでした。

      女にだらしがないとかど田舎とか、二人とも細マッチョで男男していて、ピュアとは縁遠そうな設定なのに、先生の描く男らしさの中にある艶っぽい絵の効果でか、凄く色っぽく仕上がっていて要所要所で切なさがよく伝わってきました。

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    • ケモ耳系は、とにかく可愛いだけに見た目で得してる所があると思います。でもそこに甘えっぱなしではなく、ストーリーもしっかりしていて面白かったです。ケモ耳社会とか獣人とかファンタジーの世界観かと思いきや、きつね憑きという現代設定が新鮮でした。しかもそんなにどぎつい悪さもしないので、終始明るい気持ちで読めました。途中、狼憑きの先輩がもっとえげつない妨害を仕掛けてくるかと予想していましたが、そこまで黒くなかったのでそれにもホッとしました。

      で、最後気になるのが「この憑いてる狐は、いなくなる(祓える)日がくるのかどうか」という点。元々は祓う事が前提だったけど、憑いてるから面白いのであって…でも憑きっぱなしじゃ困るよね…という微妙な展開のラストに軽く唸ってしまいました。気になる狼憑きの先輩の話がスピンオフ『あいまいなウルフ』で読めるようなので、こちらも読むつもりです。

      ケモ耳系は、とにかく可愛いだけに見た目で得してる所があると思います。でもそこに甘えっぱなしではなく、ストーリーもしっかりしていて面白かったです。ケモ耳社会とか獣人とかファンタジーの世界観かと思いきや、きつね憑きという現代設定が新鮮でした。しかもそんなにどぎつい悪さもしないので、終始明るい気持ちで読めました。途中、狼憑きの先輩がもっとえげつない妨害を仕掛けてくるかと予想していましたが、そこまで黒くなかったのでそれにもホッとしました。

      で、最後気になるのが「この憑いてる狐は、いなくなる(祓える)日がくるのかどうか」という点。元々は祓う事が前提だったけど、憑いてるから面白いのであって…でも憑きっぱなしじゃ困るよね…という微妙な展開のラストに軽く唸ってしまいました。気になる狼憑きの先輩の話がスピンオフ『あいまいなウルフ』で読めるようなので、こちらも読むつもりです。

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    • 『性格クズで何が悪い』が面白くて、二作めを読みました。こういう出だしからエンジンかかりまくりの作品は大好きです。試し読みで「面白そう」と惹きつけて、そのままの勢いで楽しく読み終えられる作品はなかなかないと思います。素数という奇抜な出会い…からの、ビックリ展開・人物設定も良かったです。天才ならではの思考回路に若干引きながらも、その大局を見据えた宇宙規模の言葉に包容力を感じました。一歩間違えばストーカーのような執着もギリギリの所で良い方向に作用したと思います。素数とか宇宙とか、話の規模が大きくて果てがなくて「大抵の悩みなんてささやかなものだよ」と、教えられたような気がします。

      『性格クズで何が悪い』が面白くて、二作めを読みました。こういう出だしからエンジンかかりまくりの作品は大好きです。試し読みで「面白そう」と惹きつけて、そのままの勢いで楽しく読み終えられる作品はなかなかないと思います。素数という奇抜な出会い…からの、ビックリ展開・人物設定も良かったです。天才ならではの思考回路に若干引きながらも、その大局を見据えた宇宙規模の言葉に包容力を感じました。一歩間違えばストーカーのような執着もギリギリの所で良い方向に作用したと思います。素数とか宇宙とか、話の規模が大きくて果てがなくて「大抵の悩みなんてささやかなものだよ」と、教えられたような気がします。

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    • 最近、子育てBLジャンルが活性化している気がします。そんな感じでこちらもお子ちゃまが可愛くて、ついつい手に取ってしまいました。ちびっこは可愛いし、今までサブ的な関わりしかしてこなかった夫や叔父が、慣れない子育てに奮闘する姿は応援したくなるしで、感情移入して読めるところが良いなと思います。1巻は半分くらい別の話が入っていましたが、2・3巻は表題作だけでした。BL関係の大人2人にお子ちゃま1人というパターンはよく見るけど、こちらは表題通りにお互いがそれぞれの事情でシングルファーザーという点が珍しくて、それぞれにアレコレ起こるので楽しかったです。BL要素より子育て・子供可愛い要素が強いと思います。

      最近、子育てBLジャンルが活性化している気がします。そんな感じでこちらもお子ちゃまが可愛くて、ついつい手に取ってしまいました。ちびっこは可愛いし、今までサブ的な関わりしかしてこなかった夫や叔父が、慣れない子育てに奮闘する姿は応援したくなるしで、感情移入して読めるところが良いなと思います。1巻は半分くらい別の話が入っていましたが、2・3巻は表題作だけでした。BL関係の大人2人にお子ちゃま1人というパターンはよく見るけど、こちらは表題通りにお互いがそれぞれの事情でシングルファーザーという点が珍しくて、それぞれにアレコレ起こるので楽しかったです。BL要素より子育て・子供可愛い要素が強いと思います。

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    • 前から興味があったタイトルでしたが、小説は結構なお値段(ページ数も多そう)のものが何冊も出ているということもあり、読み始めるのに少々躊躇いがありました。そんな時に鳥海先生の絵でコミカライズがあると知って、迷う事なく飛びつきました。鳥海先生の『発情』シリーズも大好きで集めていますので、狼などの獣系の描写が美しいのも知っています。案の定、人間も獣も美しく(子供は可愛く)て眼福でした。小説の方は、かなりの量があると思うので、原作のどこまでを単行本1冊にまとめたのかが分からないんですけど…一冊では物足りないので、続きが読みたいです。

      前から興味があったタイトルでしたが、小説は結構なお値段(ページ数も多そう)のものが何冊も出ているということもあり、読み始めるのに少々躊躇いがありました。そんな時に鳥海先生の絵でコミカライズがあると知って、迷う事なく飛びつきました。鳥海先生の『発情』シリーズも大好きで集めていますので、狼などの獣系の描写が美しいのも知っています。案の定、人間も獣も美しく(子供は可愛く)て眼福でした。小説の方は、かなりの量があると思うので、原作のどこまでを単行本1冊にまとめたのかが分からないんですけど…一冊では物足りないので、続きが読みたいです。

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    • 作家さん買いの方向で色々読んでいます。今回も面白かったんですけど、ただ1点「おもらし」系は得意なほうじゃないので、そこだけちょっと乗りきれませんでした。私だけかもしれませんが、苦手な人は気をつけてほしいです。

      でも相変わらずコメディと恋愛とのバランスが良くて、二人の心情に合わせて上がったり下がったり楽しませてもらいました。そして期待の「あとがき」は、今回も最高に笑えました。先生の独り言のようなノリツッコミ、願望のような軽い愚痴のような文章も面白かったです。

      作家さん買いの方向で色々読んでいます。今回も面白かったんですけど、ただ1点「おもらし」系は得意なほうじゃないので、そこだけちょっと乗りきれませんでした。私だけかもしれませんが、苦手な人は気をつけてほしいです。

      でも相変わらずコメディと恋愛とのバランスが良くて、二人の心情に合わせて上がったり下がったり楽しませてもらいました。そして期待の「あとがき」は、今回も最高に笑えました。先生の独り言のようなノリツッコミ、願望のような軽い愚痴のような文章も面白かったです。

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    • サイト内をウロウロしていて偶然見つけた作品です。こちらお値段からも分かるように短編ですが、短いながらとても読み応えがありました。二人の間に流れる意味深な空気から「どんな関係だろう…セフ◯?幼馴染?」と、気になる始まりからのモダモダ・すれ違い。

      短編という軽さに見合った、でも軽過ぎない設定と心理描写が秀逸でした。改めて「短編にこそ真の力が現れる」のかも…と、素人ながら思いました。あまりの出来の良さに、勝手に「完結となっていないから、続編あり?」と、めちゃくちゃ期待しています。これで終わりにするには勿体なさ過ぎる作品だと思います。

      『手中に落としていいですか』も好きで読んでいますが、裏がありそうというか少〜し邪悪さを感じる攻めが、実は受けにメロメロという描写がとてもお上手で、読んでいてニヤニヤしてしまいました。先生のファンの方、必見の一冊です。

      サイト内をウロウロしていて偶然見つけた作品です。こちらお値段からも分かるように短編ですが、短いながらとても読み応えがありました。二人の間に流れる意味深な空気から「どんな関係だろう…セフ◯?幼馴染?」と、気になる始まりからのモダモダ・すれ違い。

      短編という軽さに見合った、でも軽過ぎない設定と心理描写が秀逸でした。改めて「短編にこそ真の力が現れる」のかも…と、素人ながら思いました。あまりの出来の良さに、勝手に「完結となっていないから、続編あり?」と、めちゃくちゃ期待しています。これで終わりにするには勿体なさ過ぎる作品だと思います。

      『手中に落としていいですか』も好きで読んでいますが、裏がありそうというか少〜し邪悪さを感じる攻めが、実は受けにメロメロという描写がとてもお上手で、読んでいてニヤニヤしてしまいました。先生のファンの方、必見の一冊です。

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    • 偶然見つけた同シリーズのお子ちゃま番外編のあまりの可愛さに購入を決意したものの、そこ(番外編)まで行くのに幾つもシリーズがあると知りまして、ナイスタイミングで一巻めがセールになっていたので飛びつきました。正直言うと、最初は人間の耳とケモ耳の両方ある図に多少の違和感がありました。けれど、そんな些細な違和感など無しにできるくらいの絵の綺麗さと、独特な設定に引き込まれました。タイトルのケダモノというイメージよりずっとソフトで優しいお話です。目当ての番外編まで行き着くのが楽しみです。

      偶然見つけた同シリーズのお子ちゃま番外編のあまりの可愛さに購入を決意したものの、そこ(番外編)まで行くのに幾つもシリーズがあると知りまして、ナイスタイミングで一巻めがセールになっていたので飛びつきました。正直言うと、最初は人間の耳とケモ耳の両方ある図に多少の違和感がありました。けれど、そんな些細な違和感など無しにできるくらいの絵の綺麗さと、独特な設定に引き込まれました。タイトルのケダモノというイメージよりずっとソフトで優しいお話です。目当ての番外編まで行き着くのが楽しみです。

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    • 3巻まで読みました。先生の大ファンで幾つか作品を読んでいますが、大分コメディ要素の強い作品だと思います。雰囲気としては『眷愛隷属』に近いかなと。これから読む人には「一巻は読み終えて」と言いたいです。他作品と比べてエンジンがかかるのが遅めなのか…一巻の半分まで読んでも特殊な世界観という意外はあまり大きな山場もなくて、申し訳ないことによそ見しそうになってしまいましたが、7割くらいまで読んだ所で今までののんびりモードが嘘みたいな急展開が始まります。そこからの怒涛の展開がもう…さすが先生という感じで、凄く面白くて一気読みしてしまいました。大胆な展開と驚きの時間経過で読者を引き込みつつ、笑いも取って愛についても考えさせる盛りだくさんな内容でした。続きやスピンオフが楽しみです(スピンオフは希望です)

      3巻まで読みました。先生の大ファンで幾つか作品を読んでいますが、大分コメディ要素の強い作品だと思います。雰囲気としては『眷愛隷属』に近いかなと。これから読む人には「一巻は読み終えて」と言いたいです。他作品と比べてエンジンがかかるのが遅めなのか…一巻の半分まで読んでも特殊な世界観という意外はあまり大きな山場もなくて、申し訳ないことによそ見しそうになってしまいましたが、7割くらいまで読んだ所で今までののんびりモードが嘘みたいな急展開が始まります。そこからの怒涛の展開がもう…さすが先生という感じで、凄く面白くて一気読みしてしまいました。大胆な展開と驚きの時間経過で読者を引き込みつつ、笑いも取って愛についても考えさせる盛りだくさんな内容でした。続きやスピンオフが楽しみです(スピンオフは希望です)

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    • アニメから入り5巻まで読みました。アニメも面白いですけど、漫画(原作)の方が断然面白いです。そしてアニメより先まで読めるのでお得感満載です。全面カラーで読みやすいのでアニメのイメージそのままでキャラのイメージもしやすいです。

      数ページに一回は必ずクスッとできて、そのうちの何回かは吹き出すレベルでした。手の届かない芸能人やモデルなんかとは違って、身近にいるクールだったり可愛かったりする子達のドジっぷりにハマります。読み始めたら止まらないくらい年甲斐もなくのめり込んでしまいました。

      何気にキャラの名前に一から順番に数字が入っているのは何でかな?と気になってます。…特に意味はなさそうですが、名前を覚えるのに便利です。気になる方は、まずはアニメで作品との相性をみてはどうでしょうか。

      アニメから入り5巻まで読みました。アニメも面白いですけど、漫画(原作)の方が断然面白いです。そしてアニメより先まで読めるのでお得感満載です。全面カラーで読みやすいのでアニメのイメージそのままでキャラのイメージもしやすいです。

      数ページに一回は必ずクスッとできて、そのうちの何回かは吹き出すレベルでした。手の届かない芸能人やモデルなんかとは違って、身近にいるクールだったり可愛かったりする子達のドジっぷりにハマります。読み始めたら止まらないくらい年甲斐もなくのめり込んでしまいました。

      何気にキャラの名前に一から順番に数字が入っているのは何でかな?と気になってます。…特に意味はなさそうですが、名前を覚えるのに便利です。気になる方は、まずはアニメで作品との相性をみてはどうでしょうか。

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    • ※このコメントにはネタバレが含まれています。

      『呪禁師〜』がコメディテイストが少しあって面白かったので、同じ作家さんだからと同じノリで読み始めたら全然違いました。重過ぎない程度に互いの愛を切望し、同時に仕事についても人生そのものであるかのように真剣に、命を削る覚悟でもって向き合う二人の、あらゆる意味で成長を見られた、そんなお話でした。

      溺愛とは真反対の天才肌だけど無節操な攻め、不憫で頑張り屋、繊細だけど内面に不屈の闘志を燃やすアンバランスさある受け…出だしからずっとハピエンとは縁遠そうな展開が続きますが、目が離せない面白さがありました。

      十年という長すぎる年月は、いい大人になってからの初恋の代償でしょうか。お互いにお互いの本心を盛大に見誤りながらも阿吽の呼吸で歩み続ける二人は、約束せずとも運命共同体のようでした。

      2巻まであるので、ずっと永利の苦しいターンが続くのかと思いきや、1巻でいい感じのラストを迎える形で綺麗に纏まっています。2巻は続編という感じで、難しい役どころに主演でチャレンジする話です。この先あるであろう時代劇出演で、もっと永利の新境地や新しい顔を見たかったので、完結なのが残念です。

      『呪禁師〜』がコメディテイストが少しあって面白かったので、同じ作家さんだからと同じノリで読み始めたら全然違いました。重過ぎない程度に互いの愛を切望し、同時に仕事についても人生そのものであるかのように真剣に、命を削る覚悟でもって向き合う二人の、あらゆる意味で成長を見られた、そんなお話でした。

      溺愛とは真反対の天才肌だけど無節操な攻め、不憫で頑張り屋、繊細だけど内面に不屈の闘志を燃やすアンバランスさある受け…出だしからずっとハピエンとは縁遠そうな展開が続きますが、目が離せない面白さがありました。

      十年という長すぎる年月は、いい大人になってからの初恋の代償でしょうか。お互いにお互いの本心を盛大に見誤りながらも阿吽の呼吸で歩み続ける二人は、約束せずとも運命共同体のようでした。

      2巻まであるので、ずっと永利の苦しいターンが続くのかと思いきや、1巻でいい感じのラストを迎える形で綺麗に纏まっています。2巻は続編という感じで、難しい役どころに主演でチャレンジする話です。この先あるであろう時代劇出演で、もっと永利の新境地や新しい顔を見たかったので、完結なのが残念です。

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    • 何作か読んでいますが、どれも切なさや悲しさがありながらも深い優しさに溢れていて、決してハッピーなだけではないのに何故か幸せな未来を感じさせる作品が多くて、大好きな作家さんです。こちらも表紙の可愛らしさに惹かれて読んでみましたが、私が読んだ中では割と明るめかなと思います。正直、主人公に関しては最初「んーそんなトラウマになる程のことかな?」と思ったけれど、過去の事実が分かるにつれて「あーそれはキツイね」と納得。

      完結となっていますが、欲を言えばもう少し掘り下げて従兄弟との明確な決別というか、確実に乗り越えたという安心感が欲しいなと思いました。ラストで皆の一致団結した様子から「いずれそうなる(乗り越えられる)だろう」予感はありますので、私が欲張り過ぎかもしれませんが…番外編の短編なんか出たら絶対に買いたいと思っています。辛い思いをしたけど、友情も恋も…幸せな未来に期待したいです。

      何作か読んでいますが、どれも切なさや悲しさがありながらも深い優しさに溢れていて、決してハッピーなだけではないのに何故か幸せな未来を感じさせる作品が多くて、大好きな作家さんです。こちらも表紙の可愛らしさに惹かれて読んでみましたが、私が読んだ中では割と明るめかなと思います。正直、主人公に関しては最初「んーそんなトラウマになる程のことかな?」と思ったけれど、過去の事実が分かるにつれて「あーそれはキツイね」と納得。

      完結となっていますが、欲を言えばもう少し掘り下げて従兄弟との明確な決別というか、確実に乗り越えたという安心感が欲しいなと思いました。ラストで皆の一致団結した様子から「いずれそうなる(乗り越えられる)だろう」予感はありますので、私が欲張り過ぎかもしれませんが…番外編の短編なんか出たら絶対に買いたいと思っています。辛い思いをしたけど、友情も恋も…幸せな未来に期待したいです。

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    • 出だしの作家先生の新任担当者への嫌がらせが、可愛いし面白い。先生本人も言動や行動も可愛いくて、ほんわか楽しい気分で読めました。お互いに自分の気持ちに気づいたり認めたりするのが遅くて何かとすれ違いますが、そんな中でも思い合う様子が微笑ましかったです。こちらスピンオフが出ていて、試し読みの感触も良かったのでそちらも読んでみるつもりです。

      出だしの作家先生の新任担当者への嫌がらせが、可愛いし面白い。先生本人も言動や行動も可愛いくて、ほんわか楽しい気分で読めました。お互いに自分の気持ちに気づいたり認めたりするのが遅くて何かとすれ違いますが、そんな中でも思い合う様子が微笑ましかったです。こちらスピンオフが出ていて、試し読みの感触も良かったのでそちらも読んでみるつもりです。

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