おやすみなさい、また明日 の推薦コメント一覧(3件)
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※このコメントにはネタバレが含まれています。
『恋愛前夜』が割と明るめで楽しかったので、スピンオフと知って続けて読みましたが、意外にも全く違うテイストで、絶対的に優しいのに切なくて苦しく、泣けて泣けて仕方なかったです。
一冊を通して、二人の人生と共に愛の軌跡を見たような気がします。人生の山や谷、苦難を乗り越えた先の心安らぐ境地…涙なしには読めませんが、どこまでも温かく優しい愛のお話でした。
私は、朔太郎の記憶障害を病気ではなく怪我だと思っています。怪我といっても一生治らない後遺症が残ってしまったのは不幸かもしれません。でも、その後の出会いと何十年もの幸せな人生を思うと、それさえも幸せだと思える心のしなやかな強さに感動しました。
終盤の生活の様子は、人間生きていれば誰しもに必ず訪れる永遠の別れ…それ以外は幸せしかなくて、辛く悲しい出来事なんて何もない穏やかな日常のやり取りが書かれているのに、どうしてこんなに悲しいのか、涙するのか。
文章にも行間にも朔太郎の想いが溢れていて、そのまま寂しさが伝わってくるようで、二人の強い愛のメッセージを受け取ったような気がしました。『恋愛前夜』が割と明るめで楽しかったので、スピンオフと知って続けて読みましたが、意外にも全く違うテイストで、絶対的に優しいのに切なくて苦しく、泣けて泣けて仕方なかったです。
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一冊を通して、二人の人生と共に愛の軌跡を見たような気がします。人生の山や谷、苦難を乗り越えた先の心安らぐ境地…涙なしには読めませんが、どこまでも温かく優しい愛のお話でした。
私は、朔太郎の記憶障害を病気ではなく怪我だと思っています。怪我といっても一生治らない後遺症が残ってしまったのは不幸かもしれません。でも、その後の出会いと何十年もの幸せな人生を思うと、それさえも幸せだと思える心のしなやかな強さに感動しました。
終盤の生活の様子は、人間生きていれば誰しもに必ず訪れる永遠の別れ…それ以外は幸せしかなくて、辛く悲しい出来事なんて何もない穏やかな日常のやり取りが書かれているのに、どうしてこんなに悲しいのか、涙するのか。
文章にも行間にも朔太郎の想いが溢れていて、そのまま寂しさが伝わってくるようで、二人の強い愛のメッセージを受け取ったような気がしました。 -
※このコメントにはネタバレが含まれています。
心に残る素晴らしい作品です。きっと何回読んでも泣いてしまうと思います。
今回も凪良先生の心情の表現力に圧倒されました。朔太郎の気持ちもつぐみの気持ちも痛い程わかって、切なさとか愛おしさで後半は涙が止まらずずっとタオルを握りしめて読みました。
「2人が結ばれてお互いに健忘症を受け入れてハッピー」で終わらず、その後の朔太郎を描くことでこの作品は何倍も深みが増していると思うので、SSにあの話を入れる決断をしてくださり本当にありがとうございます。心に残る素晴らしい作品です。きっと何回読んでも泣いてしまうと思います。
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今回も凪良先生の心情の表現力に圧倒されました。朔太郎の気持ちもつぐみの気持ちも痛い程わかって、切なさとか愛おしさで後半は涙が止まらずずっとタオルを握りしめて読みました。
「2人が結ばれてお互いに健忘症を受け入れてハッピー」で終わらず、その後の朔太郎を描くことでこの作品は何倍も深みが増していると思うので、SSにあの話を入れる決断をしてくださり本当にありがとうございます。 -
※このコメントにはネタバレが含まれています。
涙しました。
小説はあまり読まないのですが細かい部分の表現が豊かでよきですね!
記憶が少しづつなくなってしまう感覚。それを受け止めたいというつぐみの姿勢も柔らかく胸がいっぱいになりました。
最後までどうなっちゃうか読めない展開なのですが、最高のハピエンでまたも涙しましたぁああああ!!!!涙しました。
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小説はあまり読まないのですが細かい部分の表現が豊かでよきですね!
記憶が少しづつなくなってしまう感覚。それを受け止めたいというつぐみの姿勢も柔らかく胸がいっぱいになりました。
最後までどうなっちゃうか読めない展開なのですが、最高のハピエンでまたも涙しましたぁああああ!!!!