クリスマスの航路 の推薦コメント一覧(1件)
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何とも言えない苦味の残る別れ方をした二人が、思い出の場所で不意打ちとも言えるタイミングで再会する…作家さんらしいビタースウィートな大人のすれ違いストーリーでした。お互いに想いはあるのに、仕事柄もあり社会的立場もあるが故に、同じタイミングで同じように引いてしまったら…そりゃ物理的にも精神的にも距離は開くばかりですよね。
その辺の心理描写はさすが個人主義のお国柄、日本人とは違う思考なり文化なりを感じました。でも、そんなビターなやり取りの中にも可愛げみたいなのもありました。それは、ノートンと再会したシェインが、偽名を使われていた事に怒りと皮肉を込めて(?)何度も「ノートン(ではない男)」と言っていて、冷静に振る舞っていてもノートンの仕打ちに全然納得できてない様子がありありと伺えて、クスッとなりました。
あんまり同じセリフを何回も言うので、その往生際の悪さに私も楽しくなってしまって、何回出てくるか数えてしまいました(笑)そしたら、似たようなのも含めて16回も言っていて、どんだけ…と若干引きつつも可愛く思えました。他にもキレ気味にぼやくセリフが多くて、ついつい笑ってしまうシーンが多くありました。
短編ということもあり、恋愛話だけで終わるかと思いきや、ちょっとした犯罪もあり(シェインがFBIなのでやはり多少の期待はあったから)面白かったです。何とも言えない苦味の残る別れ方をした二人が、思い出の場所で不意打ちとも言えるタイミングで再会する…作家さんらしいビタースウィートな大人のすれ違いストーリーでした。お互いに想いはあるのに、仕事柄もあり社会的立場もあるが故に、同じタイミングで同じように引いてしまったら…そりゃ物理的にも精神的にも距離は開くばかりですよね。
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その辺の心理描写はさすが個人主義のお国柄、日本人とは違う思考なり文化なりを感じました。でも、そんなビターなやり取りの中にも可愛げみたいなのもありました。それは、ノートンと再会したシェインが、偽名を使われていた事に怒りと皮肉を込めて(?)何度も「ノートン(ではない男)」と言っていて、冷静に振る舞っていてもノートンの仕打ちに全然納得できてない様子がありありと伺えて、クスッとなりました。
あんまり同じセリフを何回も言うので、その往生際の悪さに私も楽しくなってしまって、何回出てくるか数えてしまいました(笑)そしたら、似たようなのも含めて16回も言っていて、どんだけ…と若干引きつつも可愛く思えました。他にもキレ気味にぼやくセリフが多くて、ついつい笑ってしまうシーンが多くありました。
短編ということもあり、恋愛話だけで終わるかと思いきや、ちょっとした犯罪もあり(シェインがFBIなのでやはり多少の期待はあったから)面白かったです。